くじ(久慈):道の駅 やませ土風館

やませ土風館 岩手県久慈市の国道281号線の近くにある「道の駅くじ」です。

 幹線道路である、国道45号線を外れて、久慈市内へ入ったところにある道の駅で、少し探しにくいですね。平成20年に道の駅として登録されました。
 近くには、景勝地「小袖海岸」や「久慈琥珀博物館」、「もぐらんぴあ」があります。久慈琥珀博物館は、古くから琥珀採掘の行われた土地でもある久慈市郊外に所在し、国内では唯一の琥珀専門博物館です。


2008.04.20 晴れ

山車創作体験館 国道45号線を降りて、岩手県久慈市の市街地へ入っていきます。道の駅の看板が立っているので迷うことはありませんが、幹線道路から少し離れています。奥まったところにあるので、少し注意して進む必要がありますね。
 やませ土風館が道の駅の中心施設です。土の館には、特産品販売所や久慈琥珀、小久慈焼陶芸など特産品がずらりと並んでいます。農産品の販売は少ないですね。
 琥珀はあまりお目にかかることがないので、じっくりみるチャンスでもあります。お値段にもびっくりします。
 土の館の2階には、レトロ館という昔懐かしい生活様式やおもちゃの展示がされている施設もあります。1階にはなぜか、スバル360の展示もされています。


久慈諏訪神社縁起 海女龍宮図   近くの山車創作体験館では、600年の歴史を誇る久慈秋まつりの伝統と技が活かされた山車製作を体感できるようです。内部が少し見えていたのですが、実際の山車の製作が行われているようですね。
 また、風の館には、その久慈秋まつりの山車や神輿が展示されています。その他秋まつりに関する概要紹介もあります。
 山車は見上げるほどかなり大きいものですね。風の館が狭く感じるほどです。カメラで撮影するのにも、大変でした。


道の駅情報

道の駅 くじ 近郊のみどころ

久慈琥珀博物館

 久慈地方産の琥珀は、中生代白亜紀後期というまさに恐竜時代に属するものです。近年、この琥珀中からも昆虫化石が相次いで発見され、古生物学はじめ遺伝子工学の研究者らの注目を集めています。 久慈琥珀博物館では、太古の失われた世界を包み込んだ”タイムカプセル”ともいえる貴重な琥珀の全てを一堂にご覧頂けます。琥珀のもとになった樹木ですが、“樹脂”というと、“松ヤニ”を連想します。しかし、実際に琥珀のもとになった樹木は広葉樹から針葉樹までさまざまです。 時代によっても、もとになった樹木の種類は異なり、現生の樹種もあれば、絶滅した樹種もあります。また、産地によって琥珀の色には多少の特徴が見られます。

小袖海岸

 「小袖の海女」でも有名な小袖海岸は、断崖と赤銅色の岩礁の海岸です。「つりがね洞」や「かぶと岩」など奇岩も多く、見事な景色で訪れた人を楽しませてくれます。小袖漁港にある海女センターは夏の間開館しており、海女の7つ道具や資料が展示してあるほか、素潜りの実演も見学することができます。つりがね洞は、昔、大きなほら穴の天井から、釣鐘型の岩がぶら下がっていたことに由来します。残念ながら現在は、津波により釣鐘部分は崩壊してしまい、穴の開いた海蝕洞が残っているのみです。

久慈秋まつり

  久慈秋まつりは、大神宮、秋葉神社、巽山神社の三社合同で行われる祭で、600年余の歴史を誇ります。初日の「お通り」と最終日の「お還り」には市内目抜き通りを山車や神輿が練り歩きます。中日には郷土芸能パレードも行われるなど見どころも豊富で多くの見物客で賑わいます。 今から637年前の慶長天皇の御代の応安2年(1368年)に南学院宮沢家の先祖が荒町の秋葉神社の社司のとき、御霊(みたま)を奉持して今の新町にあった六角堂を御旅舎にし、旧暦9月17・18・19日を祭典の日と定めたのが始まりと言われています。今の大神宮(神明様)は、長内の平沢に鉄鉱山があったとき祀(まつ)られ、上長内が栄えてきてから、大勝田と言う屋号の屋敷に移され、さらに今の八日町に宮されましたそれ以後の祭典は、大神宮を主に執行されるようになり、巽山神社を加えた現在の三社祭りは終戦後始めたものだといわれております。

 東北の道の駅をスタンプラリーしながら巡るときには、岩手県のホテル岩手県の温泉に宿泊しながら巡りたいものです。

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